エアガンの分解手順!誰でも簡単にできる!
おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆
今回は【エアガンの分解(フレーム部分)】についてお話ししていきます。
簡単な分解(ホップアップの調整等)は取り扱い説明書に記載されています。
しかしそこからの分解は、細かいネジやボルトがあったり小さい部品が入っていたりと、少し難しくなってるように思ってしまいます。
ですが構造は割と単純なので、理解してしまえば数分で分解が可能になります。
分解ができるようになれば、エアガンのカスタムやチューニングも自分でできるようになりますので、是非チャレンジしてみてください。
ここでは私の東京マルイ製ハイキャパ5.1を使用し、解説していきます。
エアガンの種類によって分解方法は異なりますが基本的な箇所は同じですので、ハイキャパ以外の方もご参考にしてみてください。
それでは分解手順の説明をしていきます。
1. エアガンの基本的な分解方法
説明書にも記載されていますが、ホップアップ調整等のためにスライドを外します。
ここでは工具の必要はありません。
(サイレンサーやコンペンセータ等付けている方は、まずそちらを外す必要があります。)
まずマガジンを抜きます。
マガジンが入っているとスライドがマガジンに当たってしまい抜き取れません。
また暴発の危険がありますので、分解時は必ず先にマガジンを抜きましょう。
マガジンを抜いたらスライドを写真の切り欠き部まで後ろにズラします。
ハイキャパやM92F等はスライドストップを反対側から指で押せば抜けてきます。
指で押してスライドストップを抜き取り、スライドを前にズラせば、スライドが外れます。
グロック等はスライドロックを下げるだけでスライドが外せます。
これでスライドが外れ、簡単な分解が完了しました。
2. フレームの分解方法
スライドが外れたら、フレームにハンマー部やトリガー部が残っています。
次にこちらを分解していきます。
注:ここからは工具が必要になります。
必要な工具はハイキャパですと
• 六角レンチセット(必須)
• 精密ドライバーセット(必須)
• ポンチセット(あると便利)
• 小さいハンマー(あると便利)
• ラジオペンチ(あると便利)
• ピンセット(あると便利)
になります。
あると便利な工具は手を汚さずに作業できたり、細かい部品を取り出したりすることができます。
a. グリップやトリガーの分解方法
トリガーを外すにはグリップをフレームから外さなければいけません。
まずグリップの後ろに付いているハンマースプリングハウジングを外します。
こちらはピンを抜くことで取り外せます。
ポンチやドライバー等を押し込むことでピンを抜くことができます。
注:ピンを無くさないように注意してください。
勢いよく抜けることがあるので、下にタオル等を置いて作業すると紛失しにくくなります。
またタオルは白色の物が良いです。
部品は黒色の物が多いので、白色のタオルだと部品の確認がしやすくなります。
ピンを抜いたら下にスライドすれば、ハンマースプリングハウジングが取り外せます。
ハウジングの中にスプリングが入っているので、ピンを抜いたら飛び出す可能性があるので、しっかりハウジングを押さえるようにしてください。
この時にシアーバネという板状のバネも取り外します。
ハンマースプリングハウジングを外した時に落ちてくる場合もあります。
初めて分解する方は、向きが分からなくなったりしますが、写真のような向きで組み込んでください。
次に写真の○印のビスを外します。
フレームとトリガーガードの部分にビスがあります。
精密ドライバー等で外してください。
次にグリップ側面のボルトを外します。
ハイキャパの場合だと3mmの六角レンチを使用します。
マイナスドライバーの場合もあったりしますので、自分のエアガンに合った工具を使用してください。
両側面のボルトが外れたらフレームから取り外せます。
これでグリップとフレームを分けることができます。
グリップが外れたのでトリガーを外します。
まずマガジンキャッチボタンを外さなければいけないのですが、マガジンキャッチボタンにあるロックを細いマイナスドライバーで押し込みながら左に回します。
するとマガジンキャッチボタンのロックが解除され、取り出すことができます。
マガジンキャッチボタンを取り外したら、トリガーをグリップ後方に引き抜いて取り外します。
これでグリップの分解は完了です。
b. フレームからハンマー等の取り外し方法
続いてフレームからハンマーやシアーを外していきます。
まず、サムセーフティを外します。
サムセーフティの外し方は、写真のように1度ハンマーが倒れている状態で上に上げてください。
すると写真のようにエアガン後方から見て右側のサムセーフティのロックが外れるので、右側のサムセーフティを引き抜きます。
(ハイキャパ4.3には右側のサムセーフティは存在しません)
右側が外れたら左側のサムセーフティを外すのですが、注意点があります。
左側のサムセーフティにはプランジャーといわれる棒状の部品が入っています。
短い方がスライドストップ側で、長い方がサムセーフティ側です。
不用意に引き抜くとプランジャーが内部のバネによって飛び出し紛失する場合があるので、左側サムセーフティを引き抜く時は手で覆いながらゆっくり引き抜いてください。
おそらくこのプランジャーが1番無くなりやすい部品になると思います。
プランジャーはサムセーフティのロックと、スライドストップのロックの役割もしているので、このプランジャーが無くなると、サムセーフティがフラフラと動くだけでなく、スライドストップも抜け落ちてしまいます。
サムセーフティが外れれば、同時にグリップセーフティも外れます。
次に写真○印のビスをドライバーで外します。
するとこのように分割します。
分月した上側の部品は、基本的にあまり調整したりカスタムすることはないと思うので、これ以上バラさなくて大丈夫です。
分割できたら、フレーム側に
• ハンマー
• シアー
• ディスコネクター
の3点が残ります。
ピンセットまたはラジオペンチ等で順番に外していきます。
全て外したらフレームの分解は完了です。
3. 組み付け
組み付けは基本的に分解の逆手順になります。
注意点としては
• サムセーフティプランジャーの向き
• シアーバネの組み付け
の2点が最も重要になります。
サムセーフティプランジャーの向きは間違えるとサムセーフティが組めないのですぐに分かると思いますが、シアーバネは間違えても気が付きにくいです。
シアーバネの組み付きを間違えるとハンマーが動かなかったりトリガーが引けなくなります。
シアーバネはシアーやディスコネクターの上に乗せるのが正解です。
バネに部品が潜り込んでいる組み方は間違っていますので気をつけてください。
グリップを取り付けて、シアーバネとトリガースプリングハウジングを付けたら、スライドを取り付ける前にハンマーがちゃんと動くかを確認した方が良いです。
4. まとめ
今回はフレームの分解を主に紹介しました。
部品点数は少ないですが、細かい部品が多いので紛失には十分気を付けたいです。
付属の取り扱い説明書に部品構成がイラストで記載されているので、向きや場所の確認をしながら分解組立をしていくと失敗は少なくなります。
ですが分解に自信が無い方は、分解に慣れている方に教えてもらうか、お任せした方が良いと思います。
1度実際に分解しているところを直接見るだけで勉強にもなります。
フレーム内部はカスタムしたり調整する箇所が多い部分なので、分解組立の練習をしてみても良いかもしれません。
慣れてくれば数分で分解組立ができるようにもなりますし、構造が分かればカスタムする場合や調整する場合もイメージしやすくなります。
構造を知ることは大切で、もし壊れたり動作が悪くなったりしたら「あの部品がダメなのかな?」「あそこの調整がダメなのかな?」と分かってくるので、何かあってもしっかりとした対応ができるようになります。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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