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ハイキャパのグリップ加工!自分だけのグリップを作ろう!

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おは、こんにち、こんばんは☆初めましての方は初めまして♪ちゃまです☆


今回は【ハイキャパのグリップ加工】です。
ハイキャパのグリップはダブルカラムマガジンのため太くなっています。

そこで、グリップを握りやすく加工していきたいと思います。

 

 

ハイキャパのグリップは大きいだけでなく、角ばっているので、より握りにくく思えます。

 

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またトリガー部分も角が立っており、人差し指に違和感を感じる方もいるのではないでしょうか?

 

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しかし悪い点ばかりではなく、マガジン挿入口が広くリロードはかなりしやすい方です。


グリップの大きさや形は人により好みが違ってくるのですが、ここでは私なりにフィーリングの良いグリップを製作していきます。


注:グリップを加工する時は基本分解しなければいけません。
分解に自信がない方は慣れている方にお願いするか、ショップにお任せすることをオススメします。

またこちらに分解方法の手順も記載してありますので、ご参考にしてみてください。

 

military310.hatenablog.com

 


1. ヤスリがけ

まずグリップ前方の角を落としていきます。
細くするためにガンガン削っていきたいですが、削りすぎも良くないので様子を見ながら削っていきます。


角が無くなるまで削り終わったら、グリップ前方のチェッカリングも同様に削って丸く整えていきます。

 

(写真は加工後の物です)

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人によっては後ろのチェッカリング(ハンマースプリングハウジング)も削りますが、私はグリップ力のことを考え削りませんでした。

 

チェッカリングを削り終わったら側面の加工です。


ここも好みがありますので、角を落とすだけで十分という方は加工しなくても大丈夫です。

 

側面は基本的にサンドペーパーで削ります。
私は純正の模様がある程度消えるまで削りました。


同時にトリガー部分の角も削っていきます。
ここも削りすぎは良くないので、角を丸くするだけにしておきました。

(写真は加工後の物です)

 

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2. パテ盛り

ヤスリがけが終わったらパテを盛っていきます。

なるべく薄く盛っていってください。

 

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乾燥したら400〜600番のサンドペーパーで削っていきます。

段差が消えないようなら、またパテを盛って削ってを繰り返していきます。

 

 

 

3. 塗装

パテ盛りも終わったら塗装です。
塗装の色は好みで選んでください。

私は艶消しブラックを選びました。

しかしこのまま塗装したのではツルツルのグリップになってしまうので、パテをペースト状にしたものを上から糸状に垂らして模様を付けました。


これも加工法がたくさんあり、尖ったハンマーで叩いた凹凸をつけたり、ハンダごてを使いグリップを溶かして凹凸をつけたりできます。


また階段等で使用する滑り止めテープも有効ですが、テープの厚みでグリップが太くなることもあります。


塗装する時はしっかりと中性洗剤やシリコンオフ等で脱脂しましょう。

脱脂しないと塗装が弾いて綺麗に塗れなくなってしまいます。

 

結構良い感じに塗れました。

 

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塗装が完了し、完全に乾いたら組み上げていきます。

 

 

 

4. 組み上げ

組み上げですが、普通に組み上げると塗装によりトリガーやマガジンキャッチの動きが渋くなってしまいます。

なので組み上げる時に細かいサンドペーパー等で当たり面を磨いてやります。


削りすぎるとガタが出てしまうので、これも削りすぎないように調整しながら少しづつ削っていってください。

 

 

 

5. 完全

全て調整もし、組み上げて完成です!

 

 

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グリップを加工すると雰囲気もガラッと変わってきますね。


握った感じもかなり握り易くなりました。

後ろのチェッカリングを残したことによりしっかりとグリップもできます。

 

 

 

6. まとめ

握りにくかったハイキャパのグリップがかなり握り易くなる加工ですが、なにより自分好みのグリップにできる点は大きいです。

加工することで自分だけにあったエアガンを作れるというのも満足度が高いですよね。

好みのグリップにすることで愛着も湧いてきます。

またエポキシパテ等を使うことによりサムレストやフィンガーチャンネルを作ったりもできますので、ぜひ世界に1つだけの自分オリジナルグリップを作ってみてください。


それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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